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青色光カットに関するガイドライン(日本医用光学機器工業会)

ブルーライト(青色光)とは

目に見える光(可視光線)のうち、人が青色として感じる光を意味し、分光測定波長にて、380nmから500nmまでと定義する。

ブルーライト(青色光)カット率定義について

1)網膜に及ぼす影響(目に対する影響)を考慮した場合

太陽光の放射照度分布(Air Mass2.0の環境下)と、その放射スペクトルリスク(青色光ハザード並びにその関数)で重みづけした分光透過率(波長域380nm~500nm、5nmピッチ)を1から減じた値とした(JIS T 7333 附属書 スペクトル放射のリスクを参考)。

<測定レンズの表記>
ブルーライト(青色光)カット率は、測定に使用したレンズで数値が多少異なるため、測定レンズの屈折率、肉厚、形状などを明記する。
日本医用光学機器工業会では、屈折率(1.6材)、肉厚(約2mm)、平板レンズを推奨する。

2)他のカット率計算式を用いた場合

例えば、旧英国規格(BS2724-1987)を使用した場合は、その定義・計算方法を明記する。
また、各社固有の自主規格を使用した場合でも、その定義・計算方法を明記する。